嵯峨野の奥 紅葉さんぽ 2026|常寂光寺・二尊院・祇王寺・宝筐院・化野念仏寺・厭離庵の拝観料と行き方

公開 最終確認:2026年10月13日

嵯峨野の奥 紅葉さんぽ 2026

この記事のポイント(2026年10月13日確認)

  • 小倉山のふもとに常寂光寺・二尊院・祇王寺、その奥に化野念仏寺・鳥居本の町並みが続きます。
  • 拝観料は大人500〜600円が中心。祇王寺は大覚寺との共通券1,000円もあります。
  • 厭離庵は11月1日〜12月7日に秋の特別公開(500円)。
  • 見ごろは例年11月中旬〜下旬。
  • いちばん奥の愛宕念仏寺は水曜・土曜が休みです。

渡月橋や竹林のある嵐山の中心から、北西へ歩いて15〜30分。小倉山のふもとの嵯峨野には、紅葉の美しい小さなお寺が点々と続きます。にぎやかな中心部より少し落ち着いて、紅葉を楽しめるエリアです。

この記事では、嵯峨野の奥のお寺の時間と拝観料、2026年秋の特別公開、駅やバス停からの歩き方を、公式情報で確かめてまとめました。嵐山の中心部(天龍寺・竹林・渡月橋)は嵐山観光ガイドをどうぞ。

散策マップと回り方

嵯峨野の奥の散策マップ(JR嵯峨嵐山駅、嵐電嵐山駅、市バス嵯峨小学校前・嵯峨釈迦堂前、京都バス鳥居本・愛宕寺前、落柿舎・常寂光寺・二尊院・厭離庵・祇王寺・宝筐院・化野念仏寺・鳥居本の町並み・愛宕念仏寺、小倉山)
位置は目安です(いいね京都 作成)

おすすめは、奥から下ってくる回り方です。愛宕念仏寺の公式サイトも、バスかタクシーで坂の上まで行き、町並み・竹林・渡月橋へと下る順番をすすめています。

  1. 京都バス94系統で「鳥居本」へ。化野念仏寺と鳥居本の町並みを歩く(さらに奥の愛宕念仏寺は「愛宕寺前」)。
  2. 坂を下って祇王寺 → 二尊院 → 常寂光寺。
  3. 落柿舎の前を通り、竹林・渡月橋へ。

逆に、JR嵯峨嵐山駅や嵐電嵐山駅から歩いて上っていくこともできます。坂道が多いので、歩きやすい靴で。

常寂光寺

常寂光寺の竹林と紅葉
竹林の緑とモミジ(2022年11月15日)。写真:Mihoko Nakajima/Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)
拝観時間9:00〜17:00(受付は16:30まで)、無休
拝観料500円
行き方市バス・京都バス「嵯峨小学校前」から徒歩約15分、嵐電「嵐山」駅から徒歩約25分
見ごろ(例年)11月中旬〜下旬
  • 小倉山の斜面にあるお寺です。山門から仁王門、本堂へと上る山道が、秋は約200本の紅葉に包まれます。
  • 斜面の上に立つ多宝塔が名物です。
常寂光寺の多宝塔と紅葉
多宝塔と紅葉(2010年11月23日)。写真:663highland/Wikimedia Commons(CC BY 2.5)

※京都観光Navi「常寂光寺」より。常寂光寺の公式サイトは10月13日に接続できなかったため、拝観料と時間は京都観光Naviの記載です。2026年秋の特別拝観は確認できていません。

二尊院

二尊院の参道「紅葉の馬場」
参道「紅葉の馬場」(2009年11月26日)。写真:江戸村のとくぞう/Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)
拝観時間9:00〜16:30(受付終了)、休みなし
拝観料大人(中学生以上)600円・小学生以下無料。障害者手帳の提示で無料
行き方市バス「嵯峨釈迦堂前」から徒歩約10分、嵐電「嵐山」駅から徒歩15分、JR「嵯峨嵐山」駅から徒歩19分。無料駐車場10台
見ごろ(例年)11月中旬〜下旬
  • 総門から約100メートル続く参道は「紅葉の馬場」と呼ばれ、モミジとサクラが交互に植えられています。
  • 本尊が釈迦如来と阿弥陀如来の二尊なので、二尊院といいます。
  • ライトアップ・夜間拝観はありません。

※二尊院公式サイト「拝観と交通」「よくある質問」より(2026年10月13日確認)。公式サイトのトップページには古い料金(500円)が残っています。

厭離庵(秋だけの特別公開)

秋の特別公開2026年11月1日(日)〜12月7日(月)、9:00〜16:00
拝観料500円
行き方市バス「嵯峨釈迦堂前」から徒歩約10分(二尊院の門前の近く)
  • 藤原定家の小倉山荘の跡とされ、百人一首ゆかりのお寺です。書院、茶室「時雨亭」、定家塚があります。
  • ふだんは予約が必要とされます。特別公開の案内には予約の記載はありません(問い合わせ:075-861-2508)。

※京都観光Navi「厭離庵 秋の特別公開」(2026年)・「厭離庵」より。

祇王寺

拝観時間受付9:00〜16:30(16:50まで参拝できます)
拝観料大人500円・小人(小中高校生)100円
大覚寺との共通拝観券 1,000円(大人のみ)
行き方市バス「嵯峨釈迦堂前」から徒歩15分、「嵯峨小学校前」から徒歩17分、JR「嵯峨嵐山」駅・嵐電「嵐山」駅から徒歩25分
見ごろ(例年)11月中旬〜下旬
  • 『平家物語』の白拍子・祇王ゆかりの尼寺です。
  • かやぶき屋根の草庵と、竹林に囲まれた苔の庭。秋は散りもみじが苔をおおいます。草庵の丸い「吉野窓」も見どころです。
  • 祇王寺から大覚寺までは、歩いて約25分です。

※祇王寺公式サイト「拝観・アクセス」「境内案内」より(2026年10月13日確認)。

宝筐院

宝筐院の紅葉に包まれた石畳の小道
紅葉の中の小道(2020年12月5日)。写真:Raita Futo/Wikimedia Commons(CC BY 2.0)
拝観時間受付9:00〜16:00(季節により変わります)
拝観料大人500円・小中学生200円(高校生以上は大人料金)
行き方JR「嵯峨嵐山」駅から徒歩15分。嵯峨釈迦堂(清凉寺)の近く
見ごろ(例年)11月中旬〜下旬
  • 室町幕府2代将軍・足利義詮の菩提寺で、楠木正行(小楠公)の首塚があります。
  • 撮影のルールが厳しいお寺です。三脚・一脚を持っての入寺、大型・中型カメラは禁止で、撮影を目的とした入寺もできません。再入場もできません。
  • 天龍寺の塔頭「宝厳院」とは別のお寺です。名前が似ているので注意。

※宝筐院公式サイト「拝観のご案内」「歴史」、京都観光Navi「宝筐院」より。

化野念仏寺と鳥居本の町並み

化野念仏寺の石仏の列と散りもみじ
石の列と散りもみじ(化野念仏寺、2008年11月29日)。写真:kajikawa/Wikimedia Commons(CC BY 3.0)
化野念仏寺9:00〜16:30(受付終了)、1・2・12月は15:30受付終了
大人500円・中高生400円・小学生以下無料(保護者同伴)
京都バス「鳥居本」から徒歩約5分
暴風警報の日、積雪・凍結の日は休み
鳥居本の町並み歩くのは無料。鳥居本町並み保存館も入館無料
京都バス「鳥居本」から保存館まで徒歩約3分
  • 化野念仏寺の境内には、約8,000体の石仏・石塔が並ぶ「西院の河原」があります。秋は、石仏の頭に積もる散りもみじが見どころです。
  • 鳥居本は愛宕神社の門前町です。かやぶきの農家風の家と、むしこ窓の町家風の家が並びます。愛宕街道沿いの約600メートルが、1979年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれました。
鳥居本の紅葉
鳥居本のもみじ(2013年11月21日)。写真:Nankou Oronain/Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)

※化野念仏寺公式サイト、京都市「嵯峨鳥居本町並み保存館」、京都観光Navi「化野念仏寺」「鳥居本の町並み」より。

いちばん奥:愛宕念仏寺

拝観時間9:00〜16:00
定休日毎週水曜日・土曜日
拝観料1,000円(10歳以下無料)
行き方京都バス94系統(清滝行き)「愛宕寺前」すぐ。JR嵯峨嵐山駅から歩くと約1時間
  • 境内に約1,200体の羅漢さんの石像が並ぶお寺です。
  • 秋の紅葉祭り「天狗の宴」は、2026年11月8日(日)13:00〜15:00(拝観料1,000円、お加持は別に500円)。

※愛宕念仏寺公式サイト「拝観案内」「年間行事」、京都観光Navi「天狗の宴」(2026年)より。

落柿舎

落柿舎のかやぶき屋根と柿の実
かやぶき屋根と柿の実(2009年11月26日)。写真:江戸村のとくぞう/Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)
  • 松尾芭蕉の弟子・向井去来の草庵です。秋は庭の柿が実ります。
  • 時間は10:00〜17:00(12〜2月は16:00まで)、12月31日〜1月3日は休み(京都観光Navi)。JR「嵯峨嵐山」駅から徒歩約15分です。
  • 入庵料は公式な案内を確認できなかったため、載せていません。

行き方とバス・電車

乗り物降りる場所近いお寺
JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅落柿舎・宝筐院(各約15分)、二尊院(19分)
嵐電(嵐山線)嵐山駅二尊院(15分)、常寂光寺(約25分)
市バス 28系統嵯峨小学校前・嵯峨釈迦堂前常寂光寺(約15分)、二尊院・厭離庵(約10分)
市バス 91系統嵯峨釈迦堂前二尊院・厭離庵(約10分)、祇王寺(15分)
京都バス 94系統(清滝行き)鳥居本・愛宕寺前化野念仏寺(約5分)、愛宕念仏寺
  • 市バス28系統は、京都駅前から四条大宮・阪急嵐山駅前を通って大覚寺へ行きます。祇王寺の案内では、京都駅から「嵯峨小学校前」まで約50分です。
  • 市バスの運賃は均一区間で大人230円・小児120円(嵯峨・嵐山も均一区間)。嵐電は全線大人250円・こども120円です。京都バス94系統も、京都市の均一区間内の路線です。

※各寺の公式サイト・京都観光Naviの交通案内、京都市交通局「市バス運賃」「28系統」「91系統」、京福電気鉄道「嵐電 運賃」、京都バス「運賃」より。

紅葉の季節のコツ

  • 見ごろは各寺とも例年11月中旬〜下旬。2026年の色づきは、京都観光Naviの紅葉だより(10月30日から)で確かめましょう。
  • 土曜日に奥まで行くなら、愛宕念仏寺は休みなので気をつけて。
  • 紅葉の週末は嵐山の中心部がとても混みます。朝早めに奥から回ると、比較的ゆっくり見られます。

同じ洛西の高雄、市内の東福寺、洛北の大原の紅葉もどうぞ。

よくある質問

嵯峨野の奥のお寺の拝観料はいくらですか?
大人で、常寂光寺500円(京都観光Navi)、二尊院600円、祇王寺500円、宝筐院500円、化野念仏寺500円、愛宕念仏寺1,000円です。厭離庵は秋の特別公開(2026年11月1日〜12月7日)が500円です。
嵯峨野の紅葉の見ごろはいつですか?
京都観光Naviの紅葉だよりでは、常寂光寺・二尊院・祇王寺・宝筐院は例年11月中旬〜下旬です。2026年の色づき情報は10月30日から発表される予定です。
常寂光寺や二尊院へはどう行きますか?
市バス28系統などの「嵯峨小学校前」から常寂光寺まで徒歩約15分、「嵯峨釈迦堂前」から二尊院まで徒歩約10分です。嵐電「嵐山」駅からは二尊院まで徒歩15分、常寂光寺まで約25分です。
化野念仏寺や鳥居本へはどう行きますか?
京都バス94系統(清滝行き)で「鳥居本」まで行くと、化野念仏寺は徒歩約5分、鳥居本町並み保存館は徒歩約3分です。JR嵯峨嵐山駅から町並み保存館までは歩くと約30分です。
厭離庵は予約が必要ですか?
ふだんは予約が必要とされていますが、秋の特別公開(2026年11月1日〜12月7日、9:00〜16:00、500円)の案内には予約の記載がありません。心配なら厭離庵(075-861-2508)に確かめてください。
愛宕念仏寺の休みは?
公式サイトでは、毎週水曜日と土曜日が定休日です。紅葉の時期の土曜日は拝観できないので注意してください。

まとめ

嵯峨野の奥には、常寂光寺・二尊院・祇王寺・宝筐院・化野念仏寺など、500〜600円で入れる紅葉のお寺が並びます。2026年の秋は、厭離庵の特別公開(11月1日〜12月7日)と愛宕念仏寺の天狗の宴(11月8日)があります。常寂光寺の特別拝観などの発表が出たら、この記事に追記します。

出典(2026年10月13日確認)

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